精神障害 / あけぼのばし自立支援センター

精神障害

【精神障害とは】
1. 精神疾患の総称。原因により先天性・内因性・心因性・外因性に分けられる。知的障害・パーソナリティー障害・統合失調症・躁鬱病・神経症・精神作用物質による急性中毒や依存症など。精神異常。
2.精神疾患および、その後遺症によって日常生活に支障をきたしている状態。

【定義と説明】
日本では、法律によって精神障害の定義は異なります。 「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」(精神保健福祉法)では、「精神障害」を「統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有するもの」(第5条)と定義されています。
しかし、これ以外に一般に知られている「鬱病」や「躁鬱病」などの「気分障害」の例示も無く「その他の精神疾患」にまとめられていたり、知的障害も含まれていたりと、とても幅広い定義になっています。
精神障害には、原因によって「心因的」「外因的」「内因的」などの分類があります。 また、それらの原因が相互に影響し合って起こる事もあります。
精神障害は単に、遺伝、育て方、生まれ持った性格などが原因ではありません。

「鬱病」や「統合失調症」は、ストレスや生活環境などのなんらかの原因によって、脳内の神経の情報を伝達する物質(神経伝達物質)のバランスが崩れる事によって引き起こされると考えられています(内因性精神疾患)。
つまり「脳の病気」であり、誰でもなる可能性があるのです。

引きこもりとの関連性が強い精神障害

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統合失調症
統合失調症は、さまざまな刺激を伝え合う、脳を始めとした神経系が障害される慢性の疾患です。
詳細不明な部分もあるものの、ドーパミン系やセロトニン系といった、緊張-リラックスを司る神経系や、意欲やその持続に関連する系列、情報処理・認知に関する何らかの系列にトラブルが起きているといわれています。昔は精神分裂病と言われていました。

〔陽性症状〕
妄想(見張られているなど)・幻聴(誰かに陰口を言われている)・会話が成立しない
些細な刺激に過剰に反応・奇声・大声
〔陰性反応〕
無気力・場の空気が読めなくなる・人との関わりを避ける
比喩や抽象的な言い回しが出来なくなる
うつ病
喜怒哀楽の感情が極端に偏って表れ、それがある期間に持続する事によって、社会生活に支障をきたし、自らも苦しむようになる心の病気です。

〔抑うつ気分〕
・気分が落ち込む ・悲しい気持ちになる ・憂うつ ・希望が持てなくなる
〔思考力の低下〕
・集中力がなくなる ・ちょっとした決断が出来なくなる ・注意力散漫
・人の話が理解出来ない
〔意欲の低下〕
・好きな趣味も手に付かない ・話すことが面倒で無駄に感じる ・身だしなみを怠る ・テレビを見ても面白くない ・焦燥感でじっとしていられない ・生活に張りがない
〔睡眠の異常〕
・眠れない ・朝、目覚ましよりも早く起きる ・夜中に何度も目を覚ます ・寝た気がしない ・倦怠感が付きまとう
〔食欲の低下(ときに増加)〕
・食欲がない ・何を食べても味を感じない ・食べる事が面倒 ・短期間で急激な痩せ ・甘いものが欲しくてたまらない ・過食による急激な体重増加
〔疲労・倦怠感〕
・体がだるい ・疲れがずっと残る ・ひどく疲れる  ・体が重い ・思うように体が動かない
〔ホルモン系の異常〕
・月経の不順 ・勃起不全 ・性欲の低下
〔その他症状〕
・頭痛(頭重感) ・肩、背中、四肢関節などが痛む ・便秘・動悸がする ・胃が痛む ・発汗(多汗) ・息苦しい(窒息感)
気分変調症
ほぼ1日中、憂鬱状態が続き、疲れやすく集中力、思考力、判断力なども低下する。自信も自尊心もぐらつき、絶望を感じる事もある。一方で不機嫌になり、自分の現状に不満を感じ、それを他人のせいにする傾向がみられる。食欲や体重の急激な増減、不眠または過眠もみられる。
〔原因〕
神経伝達物質の異常や遺伝的要因もあるが、心理的ストレスの影響が鬱病より大きいと考えられている。気分変調症における2年以上続く一定の抑鬱気分の期間中に、鬱病の期間が挿入されるものを二重鬱病と呼ぶ。
双極性障害-躁鬱
双極性障害は躁状態(躁病エピソード)と鬱状態(大鬱エピソード)の病相(エピソード)を繰り返す精神疾患である。鬱病と共に気分障害のカテゴリーに入るが、鬱病とは別のものである。双極性障害は自殺率が高い事でも知られており、発病から20年後の自殺率は6%以上で、それを生涯で見た場合、10%にも達すると言われている。

〔躁状態〕
・自尊心の肥大:自分は何でも出来るなどと気が大きくなる
・睡眠欲求の減少:眠らなくても元気なまま過ごせる
・多弁:1日中しゃべりまくる。手あたり次第に電話をかけ続ける
・観念奔逸:次々にアイデアが湧いてくる。話の話題がコロコロ変わる。
・注意散漫:気が散って一つの事に集中出来ず、落ち着きがなくなる。
・活動の増加:仕事などの活動が増加し、よく動くが破壊的行動に繋がる危険性も含む。
・快楽的活動に熱中:クレジットカードやお金を使いまくり旅行、買い物などをする。

〔鬱状態〕
・抑鬱気分・著しい体重の増減・不眠または過眠・精神運動性の焦燥または抑止
・疲労感または意欲の減退・無価値観、または、決断困難がほぼ毎日認められる
・死についての反復思考、反復的な自殺念慮、または自殺企図するための計画
パニック障害
突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。

〔よくある症状〕
・動悸がする ・手の平、全身に汗をかく ・体や手足が震える
・吐き気や腹部の不快感 ・息切れ感や、息苦しさを感じる
・窒息感または喉がつかえた感じがする ・胸の痛みや圧迫感
・めまい、ふらつき、気が遠くなる ・自分が自分でない感覚
・気が狂うほどの恐怖感 ・体の一部に痺れ、うずきを感じる
強迫性障害
不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患の一種である。強迫神経症とも呼ばれる。同じ行為を繰り返してしまう「脅迫行為」と、同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念」からなる。多くはその行為に日あたり1時間以上を費やしてしまう。強迫症状は、自閉症の中核症状としても知られる。

〔特徴的な症状〕
不潔恐怖・洗浄脅迫・確認行為・加害恐怖・被害恐怖・自殺恐怖・疾病恐怖・縁起恐怖
不完全恐怖・保存恐怖・数唱脅迫・恐怖脅迫
自閉症スペクトラム ※2013年以降、アスペルガー症候群も含む
アスペルガー症候群は2013年まで使われていた診断名です。現在では通常、自閉症スペクトラムに統合されています。つまり、アスペルガー症候群と自閉症スペクトラムは、ほぼ同じものと考えられています。

【三つ組みの障害】
(社会性の障害)
・人との関わりは持とうとするが、相手の気持ちや状況を考えない言動が多い
・関わり方が一方的でマイペース
・同年齢の人と相互的な関わりが持てない
・場の雰囲気が読み取れない(空気が読めない)
・年齢相応の常識が備わってない
・人の感情、気持ちが理解出来ない
・共感性が弱い

(コミュニケーションの障害)
・言葉の意味を理解出来ない為に解釈を誤る
・言葉の裏の意味が分からない
・人の気持ちを想像する事が難しい
・顔の表情や声のトーンから感情を読めない、想像できない
・相手の興味などは関係なく延々と自分の話をしてしまう
・非言語的コミュニケーションの理解が出来ない、または難しい

(想像力の障害と特異的な行動)
・興味が極端に偏る
・目に見えない事に楽しみを持てない
・応用が利かない
・相互的な遊びが苦手
・考えや気持ちをリセットする事が苦手
・常同行動を繰り返す

自閉症スペクトラムには上記の三つ組みの症状があります。ただし、自閉症といっても、症状は様々で感覚の問題を併せ持っていたり、1人1人で違います。また、明らかに知的な遅れがない自閉症を高機能自閉症といいます。
発達障害の中でも「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」などのことを総称して「広汎性発達障害」と呼んでいます。親の愛情不足や単なる躾の問題、本人の性格によるものではなく、生まれながら脳の何らかの問題で起こるものです。
しかし、本人のわがままと捉えられてしまうなど、周囲に理解されにくい障害であるため、頻繁に叱られたり、注意を受けるなどが積み重なり、様々な二次障害的情緒障害が生じやすくなります。代表的なものは、抑鬱、孤独感、劣等感で、さらには、不登校やいじめに繋がる事もあります。
社会不安障害、社交不安障害 SAD
自分が他者から愚かに見えているとか、その場にふさわしくないのではなど、他人に辱められることに強い不安を感じる為に、社交状況を避けたり、耐えている事によって、相当な苦痛があり、生活に重大な支障があるという精神障害である。
あがり症とは違い、動悸、下痢、発汗、時にはパニック発作といった不安症状が起こる。症状はパニック障害と似ているが、パニック障害は「死」や「精神的におかしくなってしまうこと」に対する強い不安であり、症状が発作的に発現するのに対し、こちらは「人」や「社会場面」に対する強い不安であるところなどが異なっている。生涯有病率は3%~13%と言われており決して稀な病気ではない。
また、自殺を考えた事がある割合は鬱病の人よりも多く、周囲の人が思っているよりも障害を抱えた本人は大きく悩んでいる問題でもあります。

〔よくある身体症状〕
・声が震える・顔がひきつる・顔が赤くなる・動悸・胸痛
・息切れ・呼吸苦・震え・発汗・しびれ・腹痛・下痢

〔社会不安障害と同時に起こりやすい神経症の症状〕
・高所恐怖症・加害恐怖・雑念恐怖症・嫌疑恐怖・地震恐怖・潔癖症・先端恐怖症
・不完全恐怖・精神病恐怖・疾病恐怖症・不眠症・抑鬱神経症

社会不安障害では、人前での緊張から、対人恐怖、社会恐怖などを引き起こし、引きこもりがちになったり、二次的に鬱病を発症してしまうことも珍しくありません。
実際、社会不安障害の患者さんの大半は、なんらかの精神障害を併発していると報告されています。最悪のケースでは自殺に至る事もあります。そのくらい、本人は非常に苦しい思いをしているということです。
社会的な障害も非常に高い疾患であり「たかが緊張」などと軽く見る事は非常に危険です。
睡眠障害(不眠症・過眠症)
人や動物における、睡眠の規則における医学的な障害である。
一部の睡眠障害は、正常な身体、精神、社会や感情の機能を妨げるほど深刻となる。長期的に持続し、著しい苦痛や機能の障害を伴っているものが精神疾患と診断される。
一部の睡眠障害においては、睡眠ポリグラフ検査が指示される。入眠や、明らかな原因なく睡眠持続が難しい場合には、不眠症とみなされる。
また、不眠症とは真逆の症状として、過眠症もある。

〔快適な睡眠の為の7箇条〕
① 快適な睡眠でいきいき健康生活
快適な睡眠で、疲労回復・ストレス解消・事故防止。睡眠に問題があると高血圧、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクが上昇。定期的な運動習慣と朝食を推奨。

② 睡眠は人それぞれ、日中元気で過ごせる事が快適な睡眠のバロメーター
自分にあった睡眠時間があり、8時間にこだわらない。寝床で長い時間過ごしすぎると熟睡感が減る。年齢を重ねると睡眠時間は短くなるのが普通である。

③ 快適な睡眠は自ら創り出す
夕食後のカフェイン摂取は寝付きを悪くする。「睡眠薬代わりの飲酒」は、睡眠の質を悪化させる。不快な音、光を防ぐ環境づくり、自分にあった寝具の工夫。

④ 眠る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせる
軽い読書、音楽、香り、ストレッチなどでリラックス。自然に眠たくなってから寝床に就く、眠ろうと意気込むとかえって逆効果である。ぬるめの入浴で寝付きよく。

⑤ 目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
同じ時刻に毎日起床。早起きが早寝に通じる。休日に遅くまで寝床で過ごすと、翌日の朝が辛くなる。

⑥ 午後の眠気をやりすごす
短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の20分~30分。夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響。長い昼寝はぼんやりのもと。

⑦ 睡眠障害は、専門家に相談
睡眠障害は「体や心の病気」のサインの事もある。寝付けない、熟睡感がない、充分眠っても日中の眠気が強い時は要注意。睡眠中の激しいいびき、足のムズムズ感、歯ぎしりも要注意。

上記で紹介、説明した精神障害に関しましては、引きこもりとの関係性が非常に強く「あけぼのばし自立研修センター」に寄せられる数多くのご相談の中でも、よく耳にする精神障害となっております。
精神障害が引きこもりを誘発する事もあれば、引きこもりが精神障害を悪化させる事もあり、家庭内での解決が非常に困難となってしまいます。

「あけぼのばし自立研修センター」では、お子様の性格・嗜好・考え方・特性などを深く掘り下げ、年齢や性別も踏まえた上で、そのお子様にあった独自のプランをご提案させて頂き、問題の核となる部分の矯正・緩和を目指します。

まずはお電話でのご相談から始める事をお勧め致します。

*完全秘密厳守をお約束します!
「あけぼのばし自立研修センター」にご相談いただくお客様は、法人役員・公務員・教員・医療関係者・芸能関係者・個人事業主・会社員など様々なご職業の方、またそのご家族と様々です。
当センター顧問 警視庁OB(今野富義)指導のもと、完全秘密厳守という対応を徹底しております。安心してご相談下さい。

「今」とは違う「未来」になっている事をお約束します。